2022年12月05日

元米下院議長ら、信教の自由を侵害する岸田政権を強く批判!

信教の自由を踏みにじる岸田政権に対し、世界からも非難の声が上がっていますので、その状況について考えてみます。

昨年9月12日、安倍元首相は国連NGOであるUPFの大会で、トランプ前大統領、フンセン・カンボジア首相、アロヨ元フィリピン大統領、バローゾ・元ポルトガル首相らと共にオンラインメッセージを通じて歴史に残るスピーチを行ないました。
その映像はインターネットで同時中継されると同時に各国のテレビ局でも放映され、世界の5億人以上の人々に大きな感動を与えました(「安倍元首相のUPF演説全文」参照)。

ところがその後、日本では安倍元首相の暗殺という世界に衝撃を与える事件が起き、さらには暗殺者(山上容疑者)の主張を利用して家庭連合(旧統一教会)をつぶそうとする左翼勢力が日本を支配するようになりました。

やがて、山上容疑者を「山上様」と崇拝する出版社(小学館)の役員や、安倍元首相が亡くなっても「悲しいとは思わなかった」と公言する元文部科学事務次官まで現われる惨状となりました。実にひどい状況です。とても日本の文化と思えません。

そんな中、今年11月12日に開催されたUPF大会では日本の現状について各国の有識者から意見が述べられました。
大会は、ローマカトリックのカルヴァン・エドワード・フェリクス枢機卿とアフリカ連合のルイソン・ムビラ司祭の祝辞の後、安倍元首相の業績を高く評価する有識者らがオンラインで登場し、日本で行なわれている家庭連合に対する人権侵害について憂慮する意見が次々に述べられました。

スピーチをしたのは、マイク・ポンペオ前米国務長官(元CIA長官)、ニュート・ギングリッチ元米下院議長、ポーラ・ホワイト牧師(元米大統領宗教顧問)、サム・ブラウンバック米国「宗教の自由」特別大使、ヤン・フィゲル元EU特使、W・コール・ダラムJr. 教授 (米国ブリガムヤング大学法科大学院)、近藤徳茂「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」法務担当、ハンフリー・ホークスリー元英国BBCアジア編集局長マッシモ・イントロヴィニエ世界新宗教研究所理事長などです。

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マッシモ・イントロヴィニエ世界新宗教研究所理事長

著名なイタリアの宗教社会学者で弁護士のマッシモ ・ イントロヴィニエ世界新宗教研究所理事長は大会の特別講演者として登壇し、次のようにスピーチしました。
現在、旧統一教会・家庭連合に向けた社会的迫害は、偽りの事実に基づいています。特に日本の共産主義者たちは、文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻が日本から共産主義を追い出した功績を絶対に認めることができないのです。
この問題は、 安倍晋三元総理を殺害した1人の男性に関することではなく、家庭連合はもちろん、 日本と全世界の宗教の自由と、日本の未来に関することなのです。
私たちは日本の家庭連合会員たち、そして宗教の自由という普遍的価値観を主張する日本の市民たちの声を世界に届けるためにこの場に集ったのです。私たちは絶対に負けません。私たちが放棄することなく、団結して闘っていくならば、私たちの勝利は成され、宗教の自由、普遍的価値観が世界に拡散することでしょう。

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ハンフリー・ホークスリー元BBCアジア編集局長

元BBCアジア編集局長のハンフリー・ホークスリー氏は、日本で家庭連合(旧統一教会)が政府から弾圧されている現状について、次のように語りました。
私は、日本のメディアが家庭連合を弾圧していることを感じています。もちろん、容疑者の母親が献金をしましたが、マスコミで語られるような洗脳はありませんでした。このような高額献金は家庭連合だけに限ることではありません。
日本のメディアは絶え間なく家庭連合を攻撃してきました。記事やテレビなど、合計すれば1万8000以上の報道です。
今、 日本で起こっている誤った弾圧により、被害者が続出しています。私は言論人として、日本において家庭連合に関する公正なる報道がなされることを願うばかりです。

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ポーラ・ホワイト元米大統領宗教顧問・牧師

アメリカの元大統領宗教顧問のポーラ・ホワイト牧師は、日本の現政権に向けて、信教の自由を守るよう強く要請しました。
「私だけでなく世界の多くの指導者が尊敬の念を表わし支持するマザー・ムーン(韓鶴子総裁)、そしてUPFや世界平和統一家庭連合は日本を深く愛し、世界平和を実現する上で日本の役割を非常に重要に考えています。
私たちは現首相(岸田総理)と日本の全ての指導者が信教の自由を守るという高い原則を支持してくれると確信しています。

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ニュート・ギングリッチ元米下院議長

元米下院議長のニュート・ギングリッチ氏は、勝共運動や家庭連合を弾圧するよう日本政府に助言する弁護士には教会員を拉致監禁する犯罪行為に関わる者が存在し、国連の規約違反があることを提訴されていることを日本のマスコミはなぜ隠すのかと強く非難しました。
勝共運動は日本の自由と繁栄を願い、日本の平和安全保障の実現を先導する役割を果たすよう積極的に支持してきました。勝共運動に関してはさまざまな悪い噂が流れていますが、噂の震源地はほとんど親共産主義団体によるものです。
政府に助言する弁護士の中には、家庭連合信徒への拉致監禁行為に関わっている者もいます。これら『諮問団』と呼ばれる人たちは現在、国連の『市民的及び政治的権利に関する国際規約』締約国である日本が自らその規約に違反するよう助長しています。
これに関しヨーロッパの『良心の自由のための団体と個人の連携』(CAPLC)が国連自由権規約人権委員会に正式な訴状を提出した事実を、日本のマスコミや『諮問団』がなぜ隠すのか、理解できません。

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上記のギングリッチ元米下院議長が指摘する国連人権委員会への提訴については非常に重大なことですが、ほとんどの日本のメディアは報道せず、左翼弁護士グループの言いなりになっています。

ただ、ャーナリストの櫻井よしこさんは国際的な動きに通じておられ、『月刊WILL』(2023年1月号)に掲載された岸田文雄首相との対談の中で、この国連提訴の件について触れておられます。
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櫻井よしこさんの岸田総理に対するご発言の一部を引用します。
「私のキリスト教徒の友人は、昨今の異様な旧統一教会バッシングに恐怖を覚えると語っていました。(中略)
被害者救済は無論きちんとやっていくことが大事です。しかし、信教の自由を脅かすような措置を政治的に決めてしまえば、国際社会における日本の信頼を損ねます。旧統一教会のなかには、国連で活動する組織もふくまれています。現在の日本の政治における旧統一教会をめぐる厳しい措置により、日本が信教の自由を認めない狭量な国であるかのように映ってしまいます。
パリを拠点とする国際NGO「良心の自由のための団体と個人の連携(CAPLC)」が、国連自由権規約人権委員会に報告書を提出しました。日本における過剰な旧統一教会叩きが『不寛容』から『差別』、さらには『迫害』へと進む『三段階の危険な坂道』を転げ落ちていると警鐘を鳴らす内容です。報告書では、ナチスが引き合いに出されていました。旧統一教会問題への対応については、国際社会における日本の立場も考慮しなければなりません。」
「月刊WILL」2023年1月号、「櫻井よしこ氏が岸田総理を叱咤・激励!」35‐36頁)

櫻井よしこさんのご指摘と懸念は、旧統一教会の人々の信教の自由を著しく侵害する岸田政権が国際的に大きく信頼を損ねているという意味で、今の岸田首相に対する最も的確な助言となっているように思います。

しかしながら櫻井さんの貴重な助言も、左翼弁護士やマスコミの悪意に満ちた扇動に心が奪われ、憲法に違反する政策を平然とやっている岸田氏の耳には届かず、良心を覚醒させるには至らなかったようです。
すなわち、岸田氏はこの櫻井さんの警告に対しても「しかし、旧統一教会が社会的に問題視される団体であることは事実です」などと強弁しているのです(同誌、36頁)。

一体、「社会的に問題視される団体」とはどういう意味でしょうか?
日本は法治国家であり、法による支配がなされている国であるはずです。旧統一教会が現行法において暴力団等の違法な団体とされておらず、政府機関によって宗教法人格が認められている以上、政府がその宗教団体を「社会的に問題」などという法的根拠のない概念で排除したり規制を加えることが憲法違反であると理解されないのでしょうか?

社会的に問題があるといっても、実際には旧統一教会と昔から対立してきた日本共産党・社民党系の左翼勢力がデッチあげた内容が多く出回っていて、バイアスのかかった「元信者」による嘘八百もそのまま事実として通ってしまうのが現状です。

また、「被害件数」が多いと言われますが、ほとんどは時効をはるかに過ぎて確認しようのない事案であったり、旧統一教会と関係のない占い師やシステム販売等のトークで「洗脳」されたというような苦情だったりするのです。
いわゆる「壺」などは30年以上も前から販売されていないのに、今まさに壺が高額で売りつけられているような嘘を平気で垂れ流しているのがテレビの現状です。

日本は法治国家である以上、国家は全ての国民に対して等しく「罪刑法定主義」(現行法に違反していない限り、誰も裁かれない)、「遡及法の禁止」(新しく法律を作って過去の行為を裁いてはならない)、「推定無罪」(裁判で有罪が確定するまでは無罪を推定しなければならない)という法の原則を厳格に守らなければなりません。

政治家の中には、この憲法の精神に基づいて意見を述べる人もいることは事実です(「細野豪志元環境相の見解は、きわめて傾聴に値する。」参照)。
しかしながら、そういう正論については全く「聞く力」がなく、近代法治国家の原則を大きく逸脱する岸田政権は、国際社会からナチスと同様の差別的迫害をする悪質な政権として認定されることとなるでしょう。
posted by むちゅう(江本武忠) at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年10月12日

旧統一教会、世界日報などをバッシングする日本の左翼勢力は何を目指すのか?

(1)世界日報と左翼勢力との闘い

現在も、左翼弁護士グループとテレビ等のメディアによって、旧統一教会(家庭連合)へのバッシングが続いていますが、自民党議員との関係についてもますます激しく追及される状況となっています。

政治家の場合、関連団体である日刊紙「世界日報」のインタビューに応じたとか記事が掲載されたという事実をとらえて、それがまるで犯罪であるかのように扱われている状態です。

では、世界日報とはどういう新聞なのでしょうか?どうして左翼から猛烈なバッシングを受けるのでしょうか?

世界日報の出版物の中に、「朝日新聞の犯罪」(1986年発行)という本があります。

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「朝日新聞の犯罪」、世界日報社1986年発行)

この本の推薦文を谷沢永一氏(当時、関西大学教授)が書いておられますので、一部を引用します。

「朝日の論調が、60年安保の報道やベトナム戦争報道から反米親ソであるとよく指摘されるが、本書は朝日の反米親ソ・ムード醸成のための情報操作は、大東亜戦争に突入していく頃から一貫しており、それが奇妙にもスターリンの極東革命戦略と一致しているということを、戦争当時の報道記事にまでさかのぼりながら、論証している。
 今まで、これほど徹底的な朝日の記事の調査、分析がなされなかったために、朝日がどのような一貫した意図のもとに情報操作してきたのか、ばく然としかつつかめなかったが、本書によりそれが白日のもとにさらされることになろう。」
「朝日新聞の犯罪」、「推薦のことば」4頁)

谷沢先生の推薦文からもわかる通り、世界日報は朝日新聞や共産党などの左翼勢力と真剣に闘ってきました。
そういう歴史があるため、左翼系の人々は旧統一教会をバッシングする機会に、世界日報を猛烈に批判の対象にするのです。

(2)有田芳生氏がひろゆき氏との対談を断ったこと

有田芳生氏は元共産党員で、統一教会を長年にわたって批判してきたジャーナリストですが、彼が参議院議員だった期間には統一教会を批判する材料がなかったため、国会で統一教会を問題にすることもなかったのですが、先日の安倍元首相暗殺事件を契機に、突如として猛烈バッシングモードに入りました。つまり、バッシングする材料は何でもよかったわけです。

最近、有田氏は統一教会を批判している2チャンネル創設者・ひろゆき氏との共著で対談本を出す予定だったにもかかわらず、急にそれを断ったことが報じられました。

記事によると、有田氏はひろゆき氏と対談して一緒に統一教会を批判しようとしていたが、ひろゆき氏が沖縄で「座り込み」をしている人々(米軍普天間飛行場の辺野古移設に対する抗議活動)の「座り込み」が虚偽であると指摘したことで抗議活動をしている人々と激しく対立することとなり、沖縄の問題について有田氏との立場上の違いが明らかになったらしい。

有田氏は「沖縄に30代から深く関わってきた僕が、いまの状況で共著を出すと、気持ちの上で沖縄に行くことができなくなります。僕にとってはそれほど沖縄と基地問題、そして沖縄の歴史は重いのです。とても哀しいです」とツイッターに書いたという。

これはどういうことでしょう?沖縄の基地問題と宗教団体である統一教会の問題は、直接の関係はないはずです。

結局、有田氏にとっては「座り込み」のスタイル(一日中座っているかどうか等)が問題ではないのです。
沖縄で基地問題について抗議活動をしている人々のほとんどは、実際には地元沖縄の人ではなく左翼団体の関係者や外人部隊のようなアルバイトだというのが実態なのです。
そして、ひろゆき氏が沖縄で抗議活動をしている左翼系の人々と対立してしまった以上、仲良く対談本を出すことが困難になった、ということなのでしょう。

つまり、有田氏などの旧統一教会をバッシングしている人々と、沖縄で「座り込み」の抗議活動をしている人々は、左翼グループという面で同じ仲間である、ということです。

(3)日本の分断を煽り、乗っ取ろうとする左翼勢力に注意すべし

そして、今日本全体で起きている異様なバッシングや分断を煽るような現象は、その根底に左翼勢力と保守勢力との闘いが厳然と存在していることをよく認識しておく必要があると思います。

ここをよく注意しておかないと、メディアに流されて左翼勢力に圧倒されてしまい、知らないうちに日本が中国などの共産国家の思うままに乗っ取られる方向に進むかもしれません。これは決して大げさな話ではありません。

シンガーソングライターの長渕剛さんが全国ツアーで「土地を外国人に売らないで」と訴えておられますが(Yahooニュース2022/10/8)、結局その問題の本質もやはり日本に根強くひろがった左翼勢力との闘い、ということになるでしょう。

長渕さんは実に勇気のある人であり、何か大きな使命を感じられ、ご自身の立場でなしうる最大限のことを実行して日本を守ろうとされているのだと感じます。
posted by むちゅう(江本武忠) at 02:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年09月11日

WFWP(世界平和女性連合)の派遣員に、河野太郎大臣が表彰状を与えていた。

(1)世界平和女性連合が外務大臣から表彰

国連NGOである「世界平和女性連合(WFWP)」で、派遣員としてモザンビークで約25年にわたって現地の教育普及活動をしてきた宝山晶子さんに対して2018年7月23日、当時の河野太郎外務大臣が表彰状(令和元年度外務大臣表彰)を授与しました。

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世界平和女性連合、ツイッターより)
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(2)世界平和女性連合の活動は、世界的に評価されている

世界平和女性連合は、世界各地で活発な平和活動を展開していますが、モザンビークでは中学・高校を設立し、現地の教育環境を整えていきました。

宝山晶子さんは1994年から、モザンビークの派遣員として教育活動に専念してきました。悲惨な内戦後の荒廃した状況から、貧困など多くの困難を乗り越えながら青少年の育成に努め、ようやく2001年に高校を設立することができ、次第に優秀な学生たちが育っていきました。

モザンビークは他のアフリカの地域と同じく治安が非常に悪く、宝山さんによると自宅で強盗に襲われた経験が4回もあり、手足を縛られた上にさるぐつわをかまされ、顔面を何度もなぐられたこともあったそうです。「いまこうして生きているのが不思議なほどです」と言われるほど、命がけの活動だったのです。

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このように海外で日本人が平和活動・教育活動に貢献することは、日本人の誇りであると思います。
しかし、今の日本では国連NGO「WFWP」に関わった政治家は非難されるという、とんでもない状態です。

旧統一教会との関連団体であることが問題視されているようですが、旧統一教会の関連団体が平和活動をしてはいけないのでしょうか?日本人の平和活動に対して表彰状を与えた河野元外相は、非難されるべきなのでしょうか?

もしそのような非難の意見を主張するのなら、日本は法治国家ですから、その主張の確たる法的根拠を示すべきでしょう。
資金の流れが問題だという人もいますが、そう言うのならば、その資金の流れを詳細に立証して違法性を指摘することが先決ではないでしょうか(現状、特に違法性はないと私は考えていますが)。

(3)平和統一連合は、日韓問題解決の道となりうる

それから、もう一つ河野太郎氏に関連する話題ですが、2004年7月4日に「平和統一連合」の創設大会が東京全日空ホテルで開催された時、この大会に河野太郎氏が祝辞を送ったことが「問題視」されています。

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世界日報2004年7月5日、「平和統一連合」創設大会)

「平和統一連合」は、分断された朝鮮半島の平和統一を推進する目的で創設された団体です。この団体について、ちょっと解説します。

南北に家族が分断されたまま会うこともできない朝鮮半島の状態が続く中、日本では「朝鮮総連」(北朝鮮)と「民団」(韓国)という二つの組織が共存している環境にあるため、理屈としては(物理的には)南北両者が自由に話し合うことも可能ではあるわけです。
そこで、そういう環境を活かすことで、分断された両国民・両国家が対話を深めていく道はないかと追求しているのです。

日本は北朝鮮による拉致問題などを抱えていますが、安倍元首相の努力は非常に大きかったものの、その後は時間ばかりが経過して一向に前進が見られないのが現状です。

「平和統一連合」における対話において日本が主導権を持つことによって、何らかの形で北朝鮮の共産主義独裁体制を崩壊させ、南北統一の平和構築に貢献するヒントも得られるのではないでしょうか。

河野さんが祝辞を送ったのはけしからん、などという低レベルの不毛な議論には何の価値もないと思います。
また、「自称慰安婦」「自称徴用工」「レーダー照射事件」「旭日旗」「竹島問題」等々の韓国による理不尽きわまりない行動からみて、いわゆる「嫌韓派」の方々の意見もよくわかるのですが、単に「断交しよう」という結論を急ぐのも賢明ではないと思います。
時間はかかっても、可能性のある所から地道に前進を模索し続けることが大事ではないでしょうか。
posted by むちゅう(江本武忠) at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年08月25日

自民党・外交調査会は「日韓トンネル」の勉強会をしていた!

岸田首相の後援会長である崇城大学・中山峰男学長(熊本市)が、8月23日付で「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長を8月23日付で辞任したのだという。

「日韓トンネル(国際ハイウェイ)」構想は統一教会創始者・文鮮明師が提唱したものですが、おそらくはテレビのワイドショーなどで盛んにやっている旧統一教会バッシングの嵐にあおられた結果、辞任に追い込まれたのでしょう。

しかし、日韓トンネルについては1996年8月13日の自民党機関誌「自由新報」によると、自民党外交調査会に日韓トンネル研究会の理事を呼んで勉強会をしているのです。

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この時に自民党が招いた理事の一人・持田豊氏(当時、常任理事)は、中公新書から「青函トンネルから英仏海峡トンネルへ」という著書も出しておられる専門家です。
ですから、単なる挨拶とか理念だけを語るのではなく、かなり本格的な技術面の課題に触れていたはずです。
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(持田豊氏については日韓トンネル研究会歴代会長を参照)

また、日韓トンネルについて「荒唐無稽」なことのように言う人も多いですが、世界3大投資家の1人として有名なジム・ロジャーズ氏(UPF顧問)は、この文鮮明師の構想に共鳴して唐津の工事現場を視察し、更には2021年12月4日のUPFのフォーラムで講演もしています(「UPF主催大会、要人スピーチ」2021・12・4を参照)。
(注意:下の画像をクリックすると動画に飛びます)
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もちろん、今の時点では(特に今の韓国の現状では)実現は厳しいでしょう。しかし、最終的な世界平和とはどういうものか、その理想を捨ててしまうところからは永遠に真の平和はおとずれないのではないでしょうか。
posted by むちゅう(江本武忠) at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年08月22日

ポンペオ前米国務長官、文鮮明総裁(統一教会創始者)の生涯を熱く語る!

(参考1)上記スピーチの動画 (約10分55秒)


アメリカのマイク・ポンペオ前国務長官(元CIA長官)は、2022年8月14日の文鮮明師(家庭連合=旧統一教会の創始者)の聖和(召天)10周年の記念行事で、約3万名の聴衆を前にして文鮮明師の神に対する深い信仰と奇跡に満ちた生涯を感動的に語りました。そのスピーチは世界194か国に生中継されました。

以下、スピーチの概略を書いておきます(スピーチ全文は上記サイトの「2022.8.14」の欄にリンク表示します)。

ポンペオ前米国務長官は、故文鮮明総裁家庭連合=世界平和統一家庭連合総裁)が旧ソ連の共産主義が支配する北朝鮮で多くのキリスト教牧師たちと共に拷問を受け、興南(フンナム)収容所に投獄されて2年8か月にも及ぶ獄中生活を強いられたことを語りました。

やがて1950年に朝鮮戦争が始まり、マッカーサー元帥の率いる国連軍が興南刑務所を爆撃することによって囚人たちは解放され、文総裁は平壌に残っていた教会員たちを探し集めて南下しました。

文総裁はソウルで1954年に統一教会(世界基督教統一神霊協会)を創設し、全てのキリスト教徒は強い家庭と主への信仰によって神を否定する共産主義に対抗しなければならないと説きました。

1960年に文総裁は韓鶴子総裁と聖婚し、教会は成長し続けましたが、総裁夫妻は世界の共産主義の拡大を阻止するため、神への信仰のもとに韓日米が一つになる必要があることを知っていました。

文総裁は「勝共」の運動を国際的に展開して、共産主義が希望も愛も慈悲もない空虚な思想であることを訴え、1982年にアメリカに「ワシントン・タイムズ」紙を創設しました。

スピーチを終えるにあたり、ポンペオ氏は「最後に、文師の人生における驚くべきエピソードをご紹介して終えたいと思います」と述べ、文総裁夫妻が北朝鮮で金日成主席と会った時のエピソードを、聖書にある「パンの奇跡」にたとえながら感動的に語りました。

ポンペオ元国務長官のスピーチは、終始キリスト教の深い信仰に満ちた口調で、強い感動が伝わってくるものでした。
posted by むちゅう(江本武忠) at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年08月14日

勝共連合は「スパイ防止法」制定を推進してきた団体である

統一教会系の政治団体「国際勝共連合」は、長年にわたって「スパイ防止法」の制定に尽力してきた団体です。
勝共連合の活動(勝共運動)には多数の国会議員・地方議員・学者・言論界等、各界の有識者が参加しておられました。

ここでは、勝共運動を積極的に推進してこられた方々のご意見の一部を、「私のみた勝共運動」(国際勝共連合1987年発行)の中から10名ほど選んで引用します。(ご芳名の肩書は出版当時のものです)

horie.gif 堀江正夫(参議院議員、元陸将、自民党スパイ防止法制定特別委・副委員長)
勝共運動に期待する
勝共連合の幅広い活動の中で、特に安全保障問題については、一貫して広範囲かつ地道な調査研究を続け、さらに各種手段を尽くして積極的に国民に対する啓もう活動を展開していることは、広く周知のとおりであり、私の心から敬意を表し、かつ感謝しているところである。(中略)
私も、スパイ防止法の制定に責任を負う一人として、一日も早く、この勝共連合を中心とした、数多くの国民の運動と期待に応えなければならないと、いよいよ決意を固くしているところである。

minowa.gif 箕輪登(衆議院議員、元郵政大臣、医師)
保守派国民運動の先頭に立つ
勝共連合が最も力を入れている運動にスパイ防止法制定運動がある。この問題は、私が自民党の責任者として小委員会でまとめた法案を国会に提案したが廃案になったという経緯がある。
しかしそれは、勝共連合を中心とする人々の熱心な活動に支えられてのものだ。全国地方議会での過半数を突破する賛成議決や圧倒的な国民世論は彼らの活動の賜物である。これほどの組織力、実践力を持つ保守派の団体は外にないだろう。
国家の基本に係る問題を戦後四十年もの間、なおざりにしてきた責任は重大であり、本来なら自民党の責任において早急に成立させなくてはならない問題である。それを勝共連合が国民運動としてこれに取り組み、支援してくれていることに敬意を表し、国家、国民のために我々の責任において、是非とも成立させたいと思っている。

okada.gif 岡田實(元大阪大学学長、工学博士、勲一等)
スパイ防止法制定に期待する
現在世界には百数十か国が独立を保ちながら核の力は米ソに集結し、米ソの戦略核の廃絶がない限り危険は常にある。そして日本ではこれに関連するスパイ活動に脅かされている。(中略)
私は若いときから重なる苦難を超えて八十三歳の老境まで生きながらえてきたが、スパイ行為のごときは最も忌避すべきものだと思い、この防止に賛成してきた。しかし、残念ながら日本には適切なる防止法がなくスパイ天国と言われていることは真に恥ずかしいことである。(中略)
重ねて主張するが、世界各国が整備しているスパイ防止法の制定を実現し、世界各国と共に安心して生活ができ、明るく健全な二十一世紀を迎えられる基礎的理念から確立して世界平和が実現されるよう切望するものである。

imai.gif 今井勇之進(東北大学名誉教授、工学博士、金属博物館長、日本学士院賞)
スパイ天国日本を救う勝共運動
スパイ天国として世界の注視を集め、世界の友邦の危惧の念の裡(うち)にある日本の安全にスパイ防止法案が絶対不可欠であり、世界の独立国の殆んどがこの法令を持って国家機密保持に懸命な事はよく周知の事実である。絶対多数の議員に支えられ、しかも地方自治体の過半数がこの法案の成立に賛成の決議を行うという現状に在り乍(なが)ら、なお議会で法案成立を見ないのは、一に共産主義国の強力な後押しを梃子(てこ)にわが国の左翼系の狂奔にも似た大衆への猛運動によると言われる。(中略)
多言無用。私は勝共連合の性根を据えた活躍を衷心念願するものである。

mitsuzuka.gif 三塚博(衆議院議員、元運輸大臣)
人類幸福の原点
マルクス・レーニン主義はある意味で擬似宗教だと思う。これは一朝一夕にしてなかなか変わるものではない。しかるに勝共運動は、政治運動もさることながら、精神運動であるがゆえに性急に結論を出さず、根気強い計画と努力の中で、東西の格差、南北問題等の諸問題を解決する方向へ導いてくれることを確信しています。
“人類の幸福という原点”を踏まえた運動は未だかつてなかった。これは歴史的事業です。このような崇高な啓蒙運動に私も大いに刺激され、サポートしながら一生懸命頑張りたいと思っています。

shouji.gif 東海林孝正(九州共立大学教授)※歌手・東海林太郎氏の甥
私は「勝共」の名前に惚れた
いま私は“勝共に惚れた男”が代名詞となってしまっています。(中略)
日本の国のことを考え、自民党にハッパをかけ、スパイ防止法案の国会議決の一日も早からんことを願って、国民に呼びかけ真剣に努力しているのは、国際勝共連合の人たちだけではないでしょうか。(中略)
勝共運動は大いなる目標をもっております。日本の国を良くするのは、この団体以外には見当たりません。真の日本をつくろう、真の日本にたちかえろうをモットーとして、私たちは“勝共運動を応援する会”の地方支部をつくるべく努力しております。日本の各地に支部を結成し、一日も早く3千万会員達成に国民の皆様のご協力を心から願いつつ、余生をこの運動に捧げることをお誓いして、勝共に惚れた男の言葉とします。

godou.gif 伍堂輝雄(元日本航空会長、東京シティ・ターミナル相談役)
志を同じくして
殊にソ連を首領とする共産運動及び共産化工作は、既に皆様も御承知の通り、あらゆる謀略欺瞞に満ちた陰湿な運動が多いだけに、之と闘うには余程組織化された要員と計画的な対策が必要であるので、その意味でも勝共連合の組織とその組織化された要員の啓蒙教育による闘争力が現在の勝共運動に於ける大きな期待であると存じます。

uno.gif 宇野精一(東大名誉教授、文学博士、スパイ防止法制定促進国民会議議長)
私の見た共産主義勢力
第二次世界大戦が終ると、中共革命が成功し、急速に共産勢力が拡大を始めた。大戦後の世界における戦乱は、殆どすべて共産党勢力によって惹起されたものといって過言ではない。もしこの共産勢力を世界から駆逐することが出来れば、世界はどんなにか平和になることだらう。(中略)
共産党が残虐なことをするのは、その七〇年前のことだけではない。ソ連の粛清、中共の人民裁判、さてはベトナム、カンボジアの大虐殺、チベットでも同様なことが行はれたことは周知のことであらう。(中略)
しかしその為にはどうすればよいか。種々の道はあらうけれども、共産党が上述の様に極めて結束が固く、執念深い運動をやっているからには、これに対抗するにも、やはり強い結束が必要なのではなからうか。勝共連合は何のかのと悪口をいはれてゐるが、それは概ね朝日新聞その他の親共、容共的勢力の仕業である。私はとにかく、共産党が世界からなくなって呉れればよい、と信じてゐるから、その方向への運動を支援するのである。

okazaki.gif 岡嵜格(元東京地検特捜部長、元大阪高検検事長、弁護士)
共産主義との戦い
戦後ソ連に二年間抑留された。この抑留の体験を通じて、私のソ連観が一変した。(中略)ソ連の現実を見るに及んで、ロシアにおける社会主義革命の成功は(マルクスの唯物史観によるものではなく)ロシア社会の歴史的、地理的、民族的特殊事情によるものであるとの結論に到達したからである。(中略)
さらにソ連抑留中、ソ連が日本人捕虜にスパイ教育を施し誓約書を取っているとの噂を聞いていたが、帰国後検事に復帰して三橋、鹿地事件やラストボロフ事件の捜査を通じてその事実が実証されたことも私にとっては得難い体験となった。
その後、六〇年安保反対闘争や七〇年安保反対闘争などの取り締まりにも当たり検事を退官したが、最近ではスパイ防止法制定促進のために活動し、共産主値との戦いは今日もなお続いている。(中略)
国民運動を通して、共産主義と戦っている勝共連合に対し、私は深く敬意を表するとともに、勝共連合こそが私の志を成就してくれるものと確信している。

koyama.gif 小山福松(前中京大学学長)
文鮮明先生と勝共青年
スパイ防止法制定運動に携わっている間、幾多の勝共青年に接してきた。すべての人たちが非常に熱意を持ち、しかも知的な人ばかりであった。一体これらの青年、しかも有名大学出身者が多いのであるが、両親の願望をも顧みず、栄誉や地位も一切捨て、文字通り勝共運動に専念しているこれらの若人を惹きつけるものは一体何か、と思うようになった。色々考えているうちに、これは統一原理、統一思想を基台とした宗教、哲学が彼らを惹きつけていることが判然とした。(中略)
これらの勝共青年が今の調子で増え続け成長すると、日本にとって真に一大勢力となり、またならなければ日本の危機は救えず、世界の平和繁栄はありえないと確信している。

▼参考使用された時期は特定できませんが、勝共連合のパンフレット(部分)を掲示しておきます。
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posted by むちゅう(江本武忠) at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年08月12日

NHKと統一教会、統一運動

文鮮明師は、1990年4月10日から13日にかけてモスクワで第11回世界言論人大会を開催し、4月11日には当時のゴルバチョフ大統領と会談をして新聞等でも報じられたので、ご存知の方もいるでしょう(「第11回世界言論人会議」)。

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(文鮮明・韓鶴子夫妻とゴルバチョフ大統領)

世界言論人大会では、当時のソ連をはじめ世界各国からマスメディア関係者が多数参加しました。

日本から参加した人物としては、元NHK報道局長の磯村尚徳氏(当時はNHK放送総局特別主幹)谷藤正三元北海道開発庁事務次官松本十郎前防衛庁長官(当時の安倍元自民党幹事長の代理)ら数名がいました。

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(下段右が磯村尚徳・NHK放送総局特別主幹)

NHKの磯村尚徳氏といえは、「ちょっとキザですが」というフレーズで有名なNHKのニュースキャスターだった方で、お茶の間の「NHKの顔」ともいうべき存在でした。

この会議では、4月10日にソ連のアルベルト・ウラソフ・ノーボスチ通信社長の挨拶と文鮮明師の基調講演のあと、磯村氏がスピーカーを務めています。

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磯村尚徳・NHK放送総局特別主幹=当時
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磯村氏と同じ第1分科会でスピーチした有識者たち

(※資料によると、日本からの参加者は上記の方々だけでなく、高橋祥起・NHK解説委員、平田明隆・読売新聞編集委員、熊坂隆光・産経新聞政治部次長、和田正光・テレビ東京解説委員、岩佐陽一郎・週刊新潮編集次長、細川隆一郎・政治評論家、今井久夫・日本評論家協会理事長、勝田吉太郎・京大教授、西村文夫・静岡県立大教授、伍堂輝雄・元日本航空会長、岩澤正二・マツダ相談役等多数がおられたようです)

大きく国家全体が変貌を遂げようとしていた当時のソ連に、世界のメディア関係者が一堂に集まって議論する場となった文鮮明師主催の会議は、歴史的にも重要な役割を果たしたといえます。
NHKはそのことを十分に認識していたからこそ、NHK報道の中核を担っていた磯村氏を参加させたのではないでしょうか。

また、統一教会には本来NHKをはじめとするテレビ等の報道機関が真剣に扱ってしかるべき非常に深刻な人権侵害の問題を抱えています。

実は、統一教会の信者が左翼グループ等に拉致・監禁され、強制的に改宗を迫られるという事件が多発しているのです(「絶対に許されざる拉致監禁・強制改宗」参照)。

新体操の山崎浩子さんが統一教会の合同結婚式に参加した直後に失踪した事件がありましたが、あの事件も典型的な強制改宗のパターンで、当時の「週刊朝日」(1993.3.26)も「山崎浩子の失踪で明らかになった統一教会vs改宗グループの暗闘」というタイトルで問題を報じていました(「山崎浩子・失踪事件」参照)。

統一教会信者に対する拉致監禁事件については、元内閣法制局長官の林修三弁護士らも問題視しており、NHK国際局のニュース解説担当だった入江通雅氏(青山学院大名誉教授)も人権侵害であると指摘していました(「吉村正氏の監禁事件」参照)。

このように、NHKは文鮮明師が世界で展開している統一運動や、日本で起きている統一教会信者に対する拉致監禁・強制改宗事件について知らないはずはなく、むしろかなり豊富な情報を得ているといえるでしょう。
しかし、これほど深刻な人権侵害の事件が起きているのに、どうして報道しないのでしょうか?

アメリカの国務省では、統一教会信者への拉致問題について1999年ごろから「統一教会信者に対する拉致監禁を日本の警察が取り締まらないのは人権侵害である」と指摘しています。
日本は欧米に比べると、個人の人権問題(特に信教の自由など)に対する感覚が薄いことはまぎれもない事実でしょう。

ところで、「NHKをぶっこわす!」で有名な立花孝志氏(NHK党党首、元NHK職員)は、2022年6月16日のニュース番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)で「テレビは国民を洗脳する装置です」と指摘しました。ところが、司会者から発言を遮られる形となり、結局その場から退場するという事件がありました。

たしかにテレビが国民の世論や感情に与える影響は非常に大きく、国会議員や現職の首相でさえ報道内容(特にワイドショーのコメンテーターの発言など)にビクビク怯えている状態だといえます。

政治家は世論から嫌われると次の選挙で落ちる心配が生じるからです。そこには個人の信教・思想信条の自由などの人権を尊重するという感覚は存在しません。

テレビは視聴率が最優先です。視聴率こそ神なのです。本質をそらして面白おかしく報道し、映像なども自由勝手に「切り取り」編集をして国民感情をあおり、国民を洗脳します。まさに、テレビは国民を洗脳する装置なのかもしれません。
posted by むちゅう(江本武忠) at 11:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年08月11日

岸信介元首相と統一教会、文鮮明師

岸信介元首相と統一教会の関係は大変深い、というのは厳然たる事実です。

岸元首相は統一教会の理念に深く共鳴され、何度も教会本部を訪れておられます。
その契機となったのは、笹川良一氏(1899−1995、日本財団創立者、国際勝共連合名誉会長)が統一教会に賛同していたことを知って関心を持たれ、やがて統一教会の活動こそが日本を救うと確信するようになったのでした。
(参考)統一運動に賛同する人々岸信介元首相の項目を参照

1970年4月9日には、岸信介元首相は統一教会本部に来られて東京都内の信者約300名に対してスピーチをして、大いに統一教会のメンバーを激励しました。
また、1973年11月23日には統一教会本部で岸元首相は文鮮明師と会談されました。
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(文鮮明師と岸信介元首相)

その後も、1984年11月20日には文鮮明師が創設した「世界言論人会議」(第7回、87か国が参加)に名誉議長として参加、スピーチをされるなど統一運動の発展に大きく貢献されました。
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ただこの世界言論人会議が開催されていた当時、主催者である文鮮明師がアメリカで「脱税容疑」をめぐって不当な判決を受け、コネティカット州ダンベリーの刑務所に収監されていたのです。
(その裁判がいかに不当なものであったかはアメリカ裁判・ダンベリーの真実を参照して下さい)

岸信介元首相はその裁判について、ダグラス・マッカーサー2世(元駐日大使)、ジャック・スーステル博士(元フランス副首相)らと共に、米大統領に宛てて意見書を提出し、文師の投獄がいかに不当なものであるかを訴えました。
まことに、岸元首相は統一教会の恩人であると思います。「文鮮明師のアメリカ裁判に関する岸信介元首相の意見書」

このように、岸信介元首相は文鮮明師と理念を同じくして統一運動を推進され、日本を共産主義勢力から守り、言論の自由、信教の自由を守り抜かれたのでした。

その堅固な精神を継承し、まっすぐに貫くことのできる政治家こそ安倍晋三元首相であられたと思うのですが、まだまだ志半ばで生涯を終える突然の出来事が起きたことは、まことに無念極まりないことでありました。
posted by むちゅう(江本武忠) at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年08月09日

皇室と統一教会、文鮮明師

ネット上で、皇室と統一教会の関係について話題があがっていたので、少し私の知る限り書いてみたいと思います。

文鮮明師は、1941年から43年まで日本の早稲田高等工学校に留学していました(1943年9月30日、日本名「江本龍明」で電気工学科卒業の記録あり)。
それから21年後の1965年1月28日、文師は来日していますが、同年2月10日に三笠宮崇仁親王殿下(1915−2016)に会っています。

ネット上に流出している写真からの転用で大変恐縮ですが。。。
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(文鮮明師と三笠宮崇仁殿下)

上の写真がその日に撮影されたものかどうかは確認できないのですが、私の手もとにある教会側の資料では文鮮明師は1965年2月10日午後2時に羽田に到着、教会本部に戻って着替えてから三笠宮殿下との会見に臨んだとのことです。

その後、1971年には当時の皇太子殿下ご夫妻(現在の上皇陛下、上皇后陛下)が文鮮明師の創設した子供の舞踊団「リトルエンジェルス」(1962年創設)の催し物をご観覧なさっておられます。
もちろん言うまでもなく、統一教会には皇太子をお呼びするような力はないので(宮内庁にご案内などを差し上げたことはあったかもしれませんが)、当然皇室の側からご観覧に赴いて下さったわけです。
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(皇太子殿下ご夫妻=現在の上皇陛下・上皇后陛下とリトルエンジェルス)

その後もご皇族の方々がリトルエンジェルスをご観覧になったという記録は残っています。

ちなみに、リトルエンジェルスを観覧して絶賛した国家要人としては、アイゼンハワー大統領(1965年9月)、ニクソン大統領ヒース英国首相(1970年12月18日)、エリザベス女王(1971年11月15日)、中曽根康弘首相(1985年5月)、李登輝総統(1994年8月11日)等、多数おられます。
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(アイゼンハワー大統領、1965年)※横のメガネの男性は朴普煕氏(文鮮明師の特別補佐官)
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(ニクソン大統領、ヒース英国首相、1970年)
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(エリザベス女王、1971年)
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(中曽根康弘首相、1985年)
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(李登輝総統、1994年)

文鮮明師の統一運動は、主要国家の元首レベルの人々に影響を与えながら、どんどん世界に拡大していきました。
統一教会は「世界基督教統一神霊協会」が正式名称で、世界のキリスト教圏を統一していくことを中心に動いていましたが、イスラム教やヒンズー教、仏教のリーダーたちも本格的に参加するようになってきた状況もあり、「世界平和統一家庭連合」(家庭連合)という名称に変更して、活動実態に即した名称になったと思います。
(私のブログでは便宜上、「統一教会」「家庭連合」の両方を使用しています)

posted by むちゅう(江本武忠) at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合

2022年08月08日

ジム・ロジャーズと統一教会・文鮮明師

文鮮明師(統一教会創始者)の世界平和運動(統一運動)のよき理解者の一人として、世界的な投資家ジム・ロジャーズ氏がいます。

ロジャーズ氏は昨年(2021年)12月4日、韓国で開催されたUPF(天宙平和連合、国連NGO)で講演をして、文鮮明師が目指した具体的な国際ハイウェイ(日韓トンネルを含む)の構想がいかにすぐれた内容であるかを力説しました。
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講演のあと、韓米日からの質疑応答の時間がありました。日本からは原田義昭・元環境大臣梶栗正義・日本UPF議長らが質問しました。
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国際ハイウェイは東京からロンドンまでを高速道路で結ぶ構想ですが、現状ではとても困難な状態です。今の日韓関係では不可能に近いでしょう。
しかし、文鮮明師の平和実現に向けた構想は「人類が一つの家族になる」という理想から導かれるもので、「そんなことは絶対無理だ」というあきらめの思想からは受け入れることはできません。

ロジャーズ氏は講演の中で、昔は子供を持つことが煩わしいと思っていたことがあったが、実際に子供ができると、家族を持つことの素晴らしさを実感したという話などをしました。
投資家として著名なロジャーズ氏ですが、家族愛に満ちた子煩悩な一面もあるのだと感じさせられました。
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(参考サイト)
UPF(天宙平和連合)主催大会、要人スピーチ(スピーチの動画などがあります)

posted by むちゅう(江本武忠) at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合