2023年12月24日

ギングリッチ元米下院議長と岸田首相の面会

2019年10月4日、国連NGOであるUPF(世界平和天宙連合)の梶栗正義・日本議長とマイケル・ジェンキンスUPF会長(元米統一教会会長)がギングリッチ元米下院議長を連れて自民党本部を訪問しました。この日の岸田氏との面会について2023年12月4日の朝日新聞デジタルが報じ、続けて各メディアも報じました。

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写真左から梶栗UPFジャパン議長、ギングリッチ元米下院議長、岸田総理(当時自民党政調会長)、マイケル・ジェンキンスUPFインターナショナル会長(元米統一教会会長)
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2023年12月4日、岸田総理は首相官邸での記者団の質問に対して、「私の認識は、ギングリッチ氏と会ったということだ」、「大勢の同行者がいたと記憶しているが、どなたがいたかは承知していない」と答えたという(読売新聞オンライン、2023/12/4)。

しかし、ギングリッチ氏は面会の翌日(10月5日)に名古屋で開催される国際会議(UPFジャパンサミット)に自民党の故細田博之氏らと共に参加する予定があったので、安倍首相(当時)に挨拶をするために自民党本部を訪問したのです。

当日、安倍首相が国会日程の都合で会えなかったため岸田政調会長(当時)が代理で面会したのですが、代理といっても「子供のつかい」ではないのだから、ギングリッチ氏が来日した目的や翌日開催のUPF国際会議について聞かなかったはずがないでしょう。ましてや同席したUPF責任者について「承知していない」など、聞く力を自慢する政治家としてありえません。

ところで、この面会の翌日に開催された名古屋のUPF国際会議は細田博之氏らのスピーチもあって成功したのですが、岸田氏が総理になってから家庭連合を不当に弾圧するようになったためギングリッチ氏は憤慨され、2022年11月12日のUPF大会(韓国)における同氏のスピーチでは家庭連合に対する日本政府の弾圧行為を強く批判しました。

ギングリッチ氏はそのスピーチの中で、「政府に助言する弁護士の中には、家庭連合信徒への拉致監禁行為に関わっている者もいる」という重大な事実についても指摘されました。

ギングリッチ氏が指摘する「政府に助言する弁護士」というのは、極左過激派系弁護士らによって構成される「全国弁連」のことです。
ちなみに、全国弁連の弁護士らが旧統一教会の信者らを拉致監禁して強制棄教させる行為に長く関わってきたことについては、例えば『月刊正論2023年12月号』の特集記事「解散命令請求への疑義」(中川晴久牧師、西岡力教授、後藤徹氏等)でも触れられています。
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「月刊正論 2023年12月号、表紙」

さらに『月刊Hanada2024年2月号』の「全国弁連こそ解散を」(福田ますみさん)という記事では、全国弁連と信者拉致監禁事件との関係について言及し、全国弁連こそ解散させるべき3要件(組織性、悪質性、継続性)を満たす団体であると主張されていますが、全く同感です。
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「月刊Hanada 2024年2月号、表紙」
posted by むちゅう(江本武忠) at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭連合・統一教会・統一運動
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