岸田首相の後援会長である崇城大学・中山峰男学長(熊本市)が、8月23日付で「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長を8月23日付で辞任したのだという。
「日韓トンネル(国際ハイウェイ)」構想は統一教会創始者・文鮮明師が提唱したものですが、おそらくはテレビのワイドショーなどで盛んにやっている旧統一教会バッシングの嵐にあおられた結果、辞任に追い込まれたのでしょう。
しかし、日韓トンネルについては1996年8月13日の自民党機関誌「自由新報」によると、自民党外交調査会に日韓トンネル研究会の理事を呼んで勉強会をしているのです。
この時に自民党が招いた理事の一人・持田豊氏(当時、常任理事)は、中公新書から「青函トンネルから英仏海峡トンネルへ」という著書も出しておられる専門家です。
ですから、単なる挨拶とか理念だけを語るのではなく、かなり本格的な技術面の課題に触れていたはずです。

(持田豊氏については「日韓トンネル研究会歴代会長」を参照)
また、日韓トンネルについて「荒唐無稽」なことのように言う人も多いですが、世界3大投資家の1人として有名なジム・ロジャーズ氏(UPF顧問)は、この文鮮明師の構想に共鳴して唐津の工事現場を視察し、更には2021年12月4日のUPFのフォーラムで講演もしています(「UPF主催大会、要人スピーチ」2021・12・4を参照)。
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もちろん、今の時点では(特に今の韓国の現状では)実現は厳しいでしょう。しかし、最終的な世界平和とはどういうものか、その理想を捨ててしまうところからは永遠に真の平和はおとずれないのではないでしょうか。