安倍元首相は2021年9月12日、世界に向けて平和のスピーチを行ないました。
この日スピーチしたのは安倍元首相の他、トランプ前米大統領、フン・セン・カンボジア首相、アロヨ・元フィリピン大統領、バローゾ・元ポルトガル首相、ミチッチ・元セルビア大統領、カルモナ・元トリニダード・トバゴ大統領などの国家首脳レベルの人々であり、その映像はインターネットを通じて200万人が受信、しかも各国の現地放送局が放映したため、あわせて約5億人が視聴しています。
安倍元首相のスピーチにより、「自由で開かれたインド・太平洋」の構想実現が欧米をはじめ世界の自由圏が共有する戦略となったことが世界中に再確認されたのです。この映像が約5億人に流された影響は決して小さいものではありません。
安倍元首相が暗殺された直後、各国の首脳から安倍元首相の功績が讃えられ、深い哀悼のメッセージが出されました。日本よりも先に半旗を掲げる国すらありました。
日本の政治家たちの間では、「これほど安倍さんが世界中で評価される人物だったのかと改めて知った」という感想を述べる人も多かったように思います。
なぜでしょうか?
もちろん安倍元首相の功績が現実に大きかったからこそ世界から高く評価されて当然ではあるのですが、感銘深い安倍元首相のスピーチ映像が世界5億人に流れてから1年も経たないうちに暗殺というショッキングな事件が起きたわけですから、昨年世界に広く流されたUPFのスピーチが安倍元首相への評価に与えた影響もまた大きいと考えるべきでしょう。
そして、安倍元首相に対する世界からの賞賛や哀悼のメッセージがこれほど多くなかったら、日本国内で国葬という話題も提起されなかったのではないかと私は個人的には思っています。
そう考えることができるとすれば、安倍元首相が生涯にわたって強く支持してこられた統一教会の平和活動(統一運動)やUPFこそが、安倍元首相を世界的政治家として歴史に定着させる契機となったといえるのではないでしょうか。
今、日本ではメディアを中心として統一教会やその友好団体と関係をもつ政治家たちは糾弾され、まるで犯罪者のように扱われる傾向があります。特に統一教会と関係が深かった自民党安倍派の政治家たちへの批判は厳しくなっています。
このような動きを見て、統一運動の真の価値を知っておられた安倍元首相がどれほど悲しく思っていることか、そして統一教会に恨みを抱いていた容疑者や左翼・反安倍派たちがますます愉快に喜ぶ結果となっている、この現実に私は今のメディアの異常さと恐ろしさを感じてしまいます。
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