2024年7月20日、「信教の自由と人権を守るシンポジウム新潟県民集会」が開催されました。
「世界日報」(2024年7月22日)が報じていますので、記事を紹介します。
▲2世を代表して講演する影山権龍さん=20日、新潟市中央区(豊田剛撮影)
-----以下、「世界日報」より引用-----
宗教への偏見なくして
信教の自由求め大会 新潟
文部科学省が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令を東京地裁に請求した問題で、「信教の自由と人権を守るシンポジウム新潟県民集会」(主催・信教の自由を守る新潟県民の会)が20日、新潟市中央区で開かれた。家庭連合の信者に加え、創価学会、立正佼成会など17の宗教団体の宗教者らが参加。「全ての宗教に対する偏見による宗教差別と迫害に対して断固として抗議し、日本の信教の自由・民主主義」が守られることを推進する宣言文を採択した。
集会では、家庭連合職員の影山権龍(36)さんが2世信者を代表して講演した。宗教2世が信仰を強要された被害者のように語られる風潮に対し、影山さんは「喜んで信仰を受け継いでいる2世もたくさんいる」と反論。「家庭連合での信仰生活が、私の人生を支え、私の人生の幸せの原動力になっている」と訴えた。その上で、宗教迫害を受け、信者らは「人生であり自分自身そのものである信仰を否定され、心の痛みを感じている」と伝えた。
来賓を代表してあいさつした茨城県取手市議の細谷典男氏は、解散命令請求は「信教の自由を侵害する不当な行為」で、全体主義、国家の無宗教化に繋(つな)がると警鐘を鳴らした。宣言文は首相官邸と文部科学省に届けるという。