2024年01月05日

著名な米テレビ伝道師も韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁を「マザームーン」と呼ぶ

自民党の山本朋広衆議院議員が旧統一教会の大会(2017年5月)に参加した際に、創始者・文鮮明師の妻である韓鶴子(ハン・ハクジャ)総裁を「マザームーン」と呼んだことで厳しく追及されていましたが、その山本朋広議員が自民党支部長の選任会議で次の衆議院選挙における神奈川4区の支部長(事実上の公認候補)に決定したことが報じられています。

さらに記事によると、自民党の森山裕選対委員長は「統一教会とは一切の関係を絶って、今後も関係を持つことはないという誓約書を、県連の方にご提出をいただいております」と述べ、山本議員はJNNの取材に対し、「今後は旧統一教会との関係を全て断ちます」と書面でコメントしたとのことです。

しかし、違法な団体でない限り国会議員がどのような団体に参加しようが内心の自由や行動の自由に任せられるべきだし、ましてや特定の人物をどのように呼ぶかなど全く個人の自由であるべきでしょう。いつから自民党は北朝鮮労働党のように個人の内心まで統制する恐るべき政党になったのでしょうか。

岸田政権がやっている旧統一教会バッシングがきわめて異常なことであり、重大な憲法違反であるという事実について認識している国会議員は与野党問わずほとんどいません。

実際は岸田首相が「旧統一教会および関連団体と一切の関りを持たない」と言った時、門田隆将氏が「長い伝統を誇る自由民主党が憲法違反の“魔女狩り政党”へと堕ちた瞬間だった」と述べ(「月刊Hanada」2022年11月号/参考)、北村晴男弁護士が「頭おかしいんじゃないか、コイツ」と思ったと正直に告白しているように「岸田首相の行動について「頭おかしいんじゃないか」と述べた北村弁護)、正常な憲法精神を持つ人々には岸田首相や自民党の異常さがわかっていたのです。

ちなみに米国務省は2023年5月15日、信教の自由に関する報告書を発表し、中国政府によるイスラム教ウイグル族へのジェノサイドを非難することと併記して、日本政府による旧統一教会への対応についても言及しています。

アメリカでは宗教の自由や人権に対する理解がきわめて深く、トランプ政権で政府の宗教顧問を務めていた著名なテレビ伝道師ポーラ・ホワイト牧師なども、旧統一教会(家庭連合)の韓鶴子総裁について「マザームーン」と呼んでいます。

以下、ポーラ・ホワイト牧師が家庭連合について述べたスピーチ(2022年11月12日)を引用しておきます。

(注:画像クリックで動画に飛びます)
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ポーラ・ホワイト牧師(元米政府宗教顧問)のスピーチ(2022年11月12日)

「私だけでなく、世界の多くの指導者らが尊敬の念を表し、支持するマザームーン。そしてUPFや世界平和統一家庭連合は、日本を深く愛し、世界平和を実現する上で日本の役割を非常に重要に考えています。
私たちは日本の現首相(岸田文雄氏)と全ての指導者が信教の自由を守るという高い原則を支持してくれると確信しています。
posted by むちゅう(江本武忠) at 03:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 家庭連合・統一教会・統一運動

2024年01月01日

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
昨年はいろいろな方からお世話になりましたこと、心より感謝申し上げます。

本年は新しい次元において神の願われる方向に進みたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年 元旦
             江本武忠(えもと・むちゅう)
posted by むちゅう(江本武忠) at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

岸田首相の行動について「頭おかしいんじゃないか」と述べた北村弁護士

テレビやYouTubeなどで活躍される北村晴男弁護士は、政治資金キックバックの件をめぐって岸田首相が安倍派だけを切り捨てるような処置をしていることについて、ご自身のチャンネルで強い苦言を呈しました。

また、安倍元首相が暗殺された直後から統一教会と関係のあった政治家が糾弾されるようになり、岸田首相は旧統一教会および関連団体と一切の関わりを断つという方針を出しましたが、この岸田首相の行動についても北村弁護士は強く批判しておられます。

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デイリースポーツ(2023.12.19)より

北村弁護士は次のように述べています。
「(安倍元首相が暗殺された後)私が岸田首相の行動を見てて思ったのは、(中略)安倍派の影響力を削ぐことができるあわよくば安倍派を消滅させてしまって自分のところで相当数取り込むことができる、安倍派の弱体化ができると勘違いして、統一教会と関係のあった政治家はけしからんみたいな言動がありましたよね。この時私はびっくりしたんですよね。『頭おかしいんじゃないか、コイツ』と。(中略)宗教団体に顔を出したからけしからんって、とんでもない話だと。頭おかしいんじゃないかと思いました。この頭のおかしい判断を岸田さんがしたのは、安倍派を弱体化して自分の政権基盤を固めるという勘違いに基づいたんじゃないかというふうに見えましたね」(北村晴男チャンネル「安倍派政治資金キックバックを裏金化 岸田首相の判断」

私は北村弁護士のご意見に完全に同意します。
岸田首相の頭がおかしいかどうかは別として、旧統一教会(家庭連合)は政府から宗教法人として公式に認可されていますから、行政の長たる総理大臣が政府の認可団体に対して「一切の関係を断つ」とか、団体に顔を出しただけでけしからんなどと言うのはまさに「とんでもない話」です。
これは他の諸団体でも同様であり、今まさに犯罪がなされていることが明らかに認められる団体とか暴力団でもない限り、政府が法的根拠なく特定団体を排除することは不当です。法治国家として、岸田首相の言動は異常と言わねばなりません。

北村弁護士は旧統一教会を擁護する意図など全くなく、ごく当たり前のことを当たり前に述べているだけです。むしろ、岸田首相の異常な判断についてほとんど全ての国会議員や弁護士たちが異論を唱えない状況のほうが非常に奇妙なことだと思います。

日弁連が左翼体質であることはよく知られていますが、長年にわたってスパイ防止法制定運動を積極的に展開したりジェンダーフリー・LGBT法に一貫して強烈に反対してきた旧統一教会や勝共連合と真っ向から対立する左翼弁護士らによって構成される「全国弁連」の勢力に、政権そのものが吞み込まれたということなのでしょうか。

ところで岸田首相の態度とは全く対照的に、鳥取県米子市の伊木隆司市長は旧統一教会関連の集会に来賓として参加したことについて「思想信条がどうであろうと市民であれば話も聞く」と述べ、何ら問題がないとの考えを示しましたが、北村弁護士はこの伊木市長の姿勢を正しいものと評価しています。

伊木市長もまた、旧統一教会を擁護する意図など全くなく、有権者から選ばれた市長としてごく当たり前のことをメディアの論調に左右されずに堂々と語ったにすぎないのでしょう(「伊木隆司・米子市長の人権感覚は、国際標準のものとして評価しうる」参照)。
posted by むちゅう(江本武忠) at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭連合・統一教会・統一運動