2023年11月24日

旧統一教会「財産保全」法案に国際人権団体が反対声明

旧統一教会(家庭連合)に対する財産保全法の整備が進められていますが、この動きに対して「国境なき人権」等14の国際人権団体の代表者らがこの法整備に対する反対声明を発表しています。

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世界日報2023年11月2日)

記事によると、「サム・ブラウンバック前米国際宗教自由大使ら信教の自由擁護に取り組む欧米の国際人権団体代表者14人は10月31日、日本政府が解散命令請求に踏み切った世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の財産を保全する法整備に反対する緊急声明を発表した」という。

声明は、「人権を尊重する民主主義国家としての日本の国際的イメージに永久的な汚点をもたらす」として、法整備の拒否と解散請求の再検討を要求しています。
また、「新たな法律と民事事件の敗訴だけで解散を認める前例は、すべての宗教を脅かす」として、宗教界に対しても警告を発しています。

声明を発表したのは、ブラウンバック氏のほか、米政府諮問機関「米国際宗教自由委員会(USCIRF)」の委員長を務めたカトリーナ・ラントス・スウェット氏、国連経済社会理事会で特殊諮問資格を持つ非政府組織「良心の自由のための団体と個人の連携(CAP―LC)」のティエリー・ヴァレ会長、国際人権団体「国境なき人権」のウィリー・フォートレ代表、「欧州宗教自由フォーラム」のアーロン・ローズ代表(元国際ヘルシンキ人権連合事務総長)、「新宗教研究センター(CESNUR)」のマッシモ・イントロヴィニエ代表ら。

世界標準からすると、日本は宗教団体や信教の自由に対する人権意識が極端に低い国です。
宗教の自由について考える国際的団体は、家庭連合がこれまで世界各国でいかに積極的に平和活動に尽力してきたか、その実績をよく知っています。
そして、一部の左翼弁護士やジャーナリストらの扇動に乗っかる形でどんどん左傾化していく日本政府の状況を、国際人権団体は非常に強く危惧しています。

イスラエル対ハマスの争乱に対する日本政府の対応にしても、メディアによる日本赤軍・重信房子の扱いにしても、またテロリスト・山上徹也の願望を日本政府とメディアが熱心に叶えてあげようとする異常な姿にしても、国際社会は日本がテロリストに非常に寛容な国家であると認識する状況になっているようです。
posted by むちゅう(江本武忠) at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭連合・統一教会・統一運動

2023年11月11日

小池百合子都知事の「学歴詐称」について

『週刊文春』2023年11月16日号で、小池百合子都知事が「カイロ大卒」という嘘をついているという実名告発について報じられています。もしも学歴詐称が事実であれば、かなりの問題だろうと思います。

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▲「週刊文春」2023年11月16日号、118頁

今のところ、学歴詐称の真偽は不明ですが、ネット上の全国知事会などのプロフィールを見ても「昭和51年10月カイロ大学文学部社会学科卒業」と明記されています。
また、小池さんの著書『3日でおぼえるアラビア語<第2版>』(学生社、1998年発行)のプロフィールにも「エジプト・カイロ大学文学部社会学科卒業。アラビア語通訳、テレビキャスターを経て現在、衆議院議員」となっています。
この本は25年前に出版されていますが、1992年の参議院選挙の時点で「カイロ大卒」を使用していたとすれば、31年も前からこの学歴を公言していたことになります。

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ちなみに『3日でおぼえるアラビア語』によると、アラビア語には方言がいくつもあって「ほんのすこし、ことばをかわしただけで、その人の出身地がいいあてられます。私など、エジプト方言まるだしで、『ユリコは、120%、エジプト人だ』といわれます」と書かれています(同書、13頁)。

それにしても、カイロ大学卒業ということが学歴詐称であれば、数十年間もそんな露骨な嘘を堂々と公言し続けることができるものでしょうか。
学歴が真実か否かを証明する決定的な根拠は、何といっても大学が正式に発行した卒業証書の存在や、大学側の公式声明などでしょう。
もしもカイロ大学が「小池百合子は当大学の卒業生である」と公式に認めれば、いくら怪しげな噂や「実名告発」があったとしても、学歴は事実となります。なぜなら大学は卒業証書の発行元ですから、それ以上の証拠はないと考えられるからです。

あくまでも真実は今のところ不明です。実名告発は勇気ある行動だとは思いますが、その内容を一方的に鵜呑みにすることも危険なことではあります。

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posted by むちゅう(江本武忠) at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 注目ニュース、記事などに関すること