2022年08月12日

NHKと統一教会、統一運動

文鮮明師は、1990年4月10日から13日にかけてモスクワで第11回世界言論人大会を開催し、4月11日には当時のゴルバチョフ大統領と会談をして新聞等でも報じられたので、ご存知の方もいるでしょう(「第11回世界言論人会議」)。

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(文鮮明・韓鶴子夫妻とゴルバチョフ大統領)

世界言論人大会では、当時のソ連をはじめ世界各国からマスメディア関係者が多数参加しました。

日本から参加した人物としては、元NHK報道局長の磯村尚徳氏(当時はNHK放送総局特別主幹)谷藤正三元北海道開発庁事務次官松本十郎前防衛庁長官(当時の安倍元自民党幹事長の代理)ら数名がいました。

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(下段右が磯村尚徳・NHK放送総局特別主幹)

NHKの磯村尚徳氏といえは、「ちょっとキザですが」というフレーズで有名なNHKのニュースキャスターだった方で、お茶の間の「NHKの顔」ともいうべき存在でした。

この会議では、4月10日にソ連のアルベルト・ウラソフ・ノーボスチ通信社長の挨拶と文鮮明師の基調講演のあと、磯村氏がスピーカーを務めています。

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磯村尚徳・NHK放送総局特別主幹=当時
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磯村氏と同じ第1分科会でスピーチした有識者たち

(※資料によると、日本からの参加者は上記の方々だけでなく、高橋祥起・NHK解説委員、平田明隆・読売新聞編集委員、熊坂隆光・産経新聞政治部次長、和田正光・テレビ東京解説委員、岩佐陽一郎・週刊新潮編集次長、細川隆一郎・政治評論家、今井久夫・日本評論家協会理事長、勝田吉太郎・京大教授、西村文夫・静岡県立大教授、伍堂輝雄・元日本航空会長、岩澤正二・マツダ相談役等多数がおられたようです)

大きく国家全体が変貌を遂げようとしていた当時のソ連に、世界のメディア関係者が一堂に集まって議論する場となった文鮮明師主催の会議は、歴史的にも重要な役割を果たしたといえます。
NHKはそのことを十分に認識していたからこそ、NHK報道の中核を担っていた磯村氏を参加させたのではないでしょうか。

また、統一教会には本来NHKをはじめとするテレビ等の報道機関が真剣に扱ってしかるべき非常に深刻な人権侵害の問題を抱えています。

実は、統一教会の信者が左翼グループ等に拉致・監禁され、強制的に改宗を迫られるという事件が多発しているのです(「絶対に許されざる拉致監禁・強制改宗」参照)。

新体操の山崎浩子さんが統一教会の合同結婚式に参加した直後に失踪した事件がありましたが、あの事件も典型的な強制改宗のパターンで、当時の「週刊朝日」(1993.3.26)も「山崎浩子の失踪で明らかになった統一教会vs改宗グループの暗闘」というタイトルで問題を報じていました(「山崎浩子・失踪事件」参照)。

統一教会信者に対する拉致監禁事件については、元内閣法制局長官の林修三弁護士らも問題視しており、NHK国際局のニュース解説担当だった入江通雅氏(青山学院大名誉教授)も人権侵害であると指摘していました(「吉村正氏の監禁事件」参照)。

このように、NHKは文鮮明師が世界で展開している統一運動や、日本で起きている統一教会信者に対する拉致監禁・強制改宗事件について知らないはずはなく、むしろかなり豊富な情報を得ているといえるでしょう。
しかし、これほど深刻な人権侵害の事件が起きているのに、どうして報道しないのでしょうか?

アメリカの国務省では、統一教会信者への拉致問題について1999年ごろから「統一教会信者に対する拉致監禁を日本の警察が取り締まらないのは人権侵害である」と指摘しています。
日本は欧米に比べると、個人の人権問題(特に信教の自由など)に対する感覚が薄いことはまぎれもない事実でしょう。

ところで、「NHKをぶっこわす!」で有名な立花孝志氏(NHK党党首、元NHK職員)は、2022年6月16日のニュース番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)で「テレビは国民を洗脳する装置です」と指摘しました。ところが、司会者から発言を遮られる形となり、結局その場から退場するという事件がありました。

たしかにテレビが国民の世論や感情に与える影響は非常に大きく、国会議員や現職の首相でさえ報道内容(特にワイドショーのコメンテーターの発言など)にビクビク怯えている状態だといえます。

政治家は世論から嫌われると次の選挙で落ちる心配が生じるからです。そこには個人の信教・思想信条の自由などの人権を尊重するという感覚は存在しません。

テレビは視聴率が最優先です。視聴率こそ神なのです。本質をそらして面白おかしく報道し、映像なども自由勝手に「切り取り」編集をして国民感情をあおり、国民を洗脳します。まさに、テレビは国民を洗脳する装置なのかもしれません。
posted by むちゅう(江本武忠) at 11:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 統一運動・統一教会・家庭連合